N1 - Đọc hiểu

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Câu 1

わが国は世界でも比較的降水量が多く、水は豊富にあるように思われますが、実 は大量の水を海外から輸入していることを知っている人は少ないようです。最近は 外国の(注1)ミネラルワォ-タ-が増えていますが、このような直接飲み水として 輸入されているものではなく、農産物や木材、工業製品など大量の水を使って作ら れている製品の輸入国で、こららの生産に必要な水を、間接的にではありますが大 量二消費しているわけです。    具体的には農産物では豆類、小麦、(注2)大麦などは90%程度を、工業製品では 繊維製品は全需要量の60%を輸入に頼っています。また日本の木材輸入量は世界第 一位で、全体の25%を占めています。生産地の表示を調べてみると、海外で生産さ れた商品が日本の市場にはたくさん出回っていることが分かります。    このように日本は世界中から様々な製品を輸入しているわけですが、製品を通し て世界中の水を輸入しているといってもいいのです。その量は輸入の産物だけにつ いて調べても、その生産に必要な水量は年間役50億立方メ-トルと計算されてい ます。これは4000万人分の生活用水使用量に匹敵します。日本の経済や社会は、 この目に見えない水の輸入量によって成り立ち、私たちの毎日の生活は支えられて いるのです。    中国、インド、アメリカの3国で、世界の穀物の半分を生産しています。その中 国、インドは地下水を利用して農作物のかんがいをおこなっていますが、大量の 水をくみ上げたため(注3)地下水脈が(注4)枯渇し、水不足が深化になってきまし た。また地下水だけではなく、インドのガンジス川、インダス川、中国の黄河など の大河の枯渇も問題になり、黄河は1997年、海に(注5)上流からの水が到達しない 日が、過去最高の226日を記録しました。このような水不足により、中国の穀物生 産は1999年から3年間で、500万 トンも減小しています。

(岡崎稔*鈴木宏明「調べてみよう  暮らしの水*社会の水」による

(注1)ミネラルワォ-タ-:飲み水として売られる天然水や地下水

(注2)大麦:穀物の一種、ビ-ルなどの原料

(注3)地下水脈:地面の下の水の流れ

(注4)枯渇する:水などがなくなる

(注5)上流:川の水源のほう

1.1.

「この目に見えない水」とは何か。

1. 輸入した農産物や工業製品が作られる際に現地で使われる水
2. 輸入した農産物を日本で商品に加工する際に使われる水
3. 1年間に現地の人4000万人が生活用水として使用する水
4. 1年間に日本が外国から輸入して飲み水として使う水
1.2.

日本の水事情にちゅいて正しいものはどれか。

1. 農産物や木材、工業製品など必要なものを生産するために、降水量以上に多くの水を国内で用意する 必要がある。
2. 最近はミネラルワォ-タ-の需要が増えたため、海外から輸入しなければならないほど水が不足して いる状態だ。
3. 降水量から考えて水は十分にあるようだが、実際には必要とするみずすべてをそれでまかなっている わけではない。
4. 世界でも比較的降水量が多く水は豊富にあるはずなのに、実は不足している飲み水を大量に海外から 輸入している。
1.3.

筆者の述べていることから考えて、中国、インド、アメリカなど水不足が起きると、日本にはどのような 影響があると予想されるか。

1. これらの国からの水の輸入が减少する。
2. これらの国への水の輸入の問題が起こるので、日本は対策を迫られる。
3. これらの国からの穀物の輸入がなくなり、逆に日本からの輸出が増える。
4. これらの国の生産活動が影響を受けるので、日本の経済が脅かされる。
Câu 2

金で欲望を満たすのは下品である、という意見がある。はたして、そうなのだろ うか。欲望を満たす以外に、金の使い道なんてあるのか。 (注1)ブランド物や(注2)ホストや美容整形に(注3)うつつを抜かした 私が、最 終敵に得た教訓とは、「金で満たせる欲望には、{1}必ず限界が来る。」ということで あった。なぜなら、消費の快感とは即ち「欲望を満たす快感」であるから、金を払 って欲望の対象を獲得した途端にそれは欲望の対象でなくなる。(あんなにほしか ったはずのものが、手に入れた瞬間に、自分によってたいした物では なくなって しまうのだ。)という(注4)殺伐とした現象が生じ、{2}その虚しさから逃れるために 次から次へと新 しい欲望の対象を追い求めたとしても、その(注5)最果てには「つ いにほしい物がなくなってしまう」といった 欲望の砂漠化しか存在しないのである。      とはいえ、私は「金なんて無価値だ」などというつもりは(注6)毛頭ない。金で 買える幸せは、この世の中に確実に存在する。ただ、({3})、と言いたいだけな のだ。金で買える幸せをたくさん(注7)累積していけば最終的に大きな幸せを獲得 したことになるではないか、という意見もあろうが、私はそうは思わない。消費に よる欲望の(注8)充足は、特に現代のように欲望の対象が多様化している時代にあ っては、足し算だからである。      次々に欲望を満たしていく行為は、先ほど述べたとおり、欲望の対象を減らして いく行為なのだ。したがって、最終的には「金で満たせない欲望」に直面し、それ こそが(注9)己の根源的な欲望であったと知ることになる。そういう意味でも、「消 費による欲望の充足」が無価値 であるとは思えない。それは価値あるゴ-ルではな いけれど、価値ある(注10)プロセスにはなり得るのだ。

(中村うざき『新*欲望論』朝日新聞2006年1月10日付夕刊による)

(注1) ブランド物:有名な会社の高価な商品

(注2) ホスト:女性向けの飲食店で客をもてなす男性

(注3) うつつを抜かす:夢中になりすぎる

(注4) 殺伐とした:人間らしい温かみが感じられない

(注5) 最果て:終わり

(注6) 毛頭ない:まったくない

(注7) 累積する:積み重ねる

(注8) 充足:満たすこと

(注9) 己:自分

(注10)プロセス:過程

2.1.

{1}「必ず限界が来る」とあるが、なぜか。

1. 欲望以上のものがほしくなるから
2. 欲望の対象とするものがなくなるから
3. 欲望を満たす金には限度があるから
4. 欲望が十分に満たされて幸せになるから
2.2.

{2}「その虚しさ」とあるが、何が虚しいのか。

1. この世にはほしい物がまだまだたくさんあること
2. ほいしものを得た途端にほしいものではなくなること
3. ほしかったものがそれほどほしくなかったと分かること
4. 自分が望む幸せにはとうてい届かないと気づくこと
2.3.

({3})に入る正しい分はどれか。

1. その幸せには限りがある
2. 人々の欲望には限りがない
3. 金で買えない幸せもある
4. 金でかえない幸せは幸せではない
2.4.

本文の内容と合っているものはどれか。

1. 最終的に金で欲望を満たすことはできないから、消費による欲望の充足の追求は無意味である。
2. 金で欲望を満たすことは恥ずかしいことではなく、消費の快感により幸せが大きくなっていく。
3. 虚しくなるほど消費を続けることで、金でみたせない欲望があることに気づくことができる。
4. 金で買える幸せを数多く積み重ねていけば、満足できる幸せを築くことができるかもしれない。
Câu 3

人のいいところを真似するのをいやがる人がいます。人真似はいけないと思い込    んでいるかもしませんが、実際にはそんなことはありません。いかに早く人のい    いところをとり入れられるかで、あなたの価値が決まるといってもいいのです。       ある有名女性(注1)キャスタ-が、とても興味深い話をしていました。それは彼女がまだ新人の頃のこと。(注2)プロデュ-サ-に見せられたビデオに、    ニュ-ヨ-クの女性(注3)ホ-ムレスを取材している(注4)レポ-タ-の姿が映っ    ていました。      ビヂオ見ながら、プロデュ-サ-は、彼女にこういいました。 「君とこのレポ-タ-の違いは、カメラマンとの位置関係だ。君はいつもカメラ    マンの(ア)にいるが、{1}この女性はカメラマンよりずっと(イ)にいる」      ここでプロデュ-サ-がいいたかったのは、「{2}自分の視点を持て」ということだ    ったのです。自分なりの視点があれば、カメラマンよりも先に、自分の行きたいほ    うへ行く。自分の視点がないからいつも、カメラマンに遅れをとってしまう。そう    いうことなのです。 新人だった彼女は、それ以来自分は何がおもしろいと思うのかを考えて、ケメラ    マンより(ウ)に行くようにした。それは、女性レポ-タ-の真似だったのです。彼女は「真似」という言葉は使わなかったのですが、結局的には真似をしたのと同    じです。        真似は形から入って、精神的なところに到達する方法です。レポ-タ-とカメラ    マンとの位置関係だけを見れば、形だけの真似 になるでしょう。でも、自分がおも    しろいと思うほうに動くことで、形だけではなく、精神的なレベルになります。 最初はよくわからなくて、形だけ真似するのでもかまいません。真似しているう    ちに、その行動がどういう意味を持っているか、何が大切なのかがわかってくるか    らです。

(赤羽建美『なぜか必用とされる女性  50のル-ル』による)

(注1)キャスタ-:テレビのニュ-ス番組で報道や解説などをする人

(注2)プロデュ-サ-:テレビ番組の制作を指揮する人

(注3)ホ-ムレス:住むところがなくて公園などで生活する人

(注4)レポ-タ-:テレビ番組などで現場から報道する人

 

 

3.1.

(ア)(イ)(ウ)に入る言葉としsて、適当なものはどれか。

1. ア 前 イ 後ろ ウ後ろ
2. ア 前 イ 後ろ ウ前
3. ア 後ろ イ 前 ウ前
4. ア 後ろ イ 前 ウ前
3.2.

{1}「この女性」とはだれのことか。

1. レポ-タ-
2. キャスタ-
3. プロデュ-サ-
4. ホ-ムレス
3.3.

{2}「自分の視点を持て」とはどういう意味か。

1. ニュ-ヨ-クでのホ-ムレスの取材のしかたは自分で見つけろ。
2. ビデオをよく見てどんな点がおもしろいか自分でよく考えろ。
3. 取材をするときにはおもしろいことを自分で見つけろ。
4. カメラマンがおもしろいと思う内容を自分でよく考えろ。
3.4.

筆者は真似についてどう思っているか。

1. 他の人の真似をすることは、行動の真似と同時に精神的なレベルても真似をすることになり、大変望ま しいことだ。
2. 他の人の行動形だけを真似することは、それだけのことに留まってしまうので、精神的なレベルから始 めるべきだ。
3. 他の真似をしても、精神的なレベルでその人に届くことはありえないので、はじめから真似をしないほう がよい。
4. 他の人の行動の形を真似するだけでも、後でその行動の本質的な意味が分かってくるので、そうしたほ うがよい。
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感謝の気持ちは、古い友情を温め、新たな友情も生み出す。 | Lòng biết ơn hâm nóng tình bạn cũ và đem lại cho ta những người bạn mới.